伝統宗教・ブードゥーの村へ!

 肌の色や言葉、価値観が違う人たちと、どうすれば分かり合えるか。その問いにヒントを与えてくれるのが、その土地の文化やアートに触れることだと思っています。

 彼 / 彼女が、どういう営みをしているのか。その基盤となっている歴史や思想は何なのか。そうしたことに想像力と妄想力をはたらかせ、知る努力を絶やさないことが大切だと考えています。

 というわけで、カヌーを乗り継いで、トーゴの名前の由来になった村「トーゴヴィル」に行ってきました。

 トーゴは「エト(丘、あるいは山の意)」と「ゴ(麓、あるいはunder : 〜の下)」から名づけられたそうです。山の麓の国、トーゴ共和国。そのアンダーグラウンドな村では、伝統的な土着宗教であるブードゥー教が色濃く残っていて、なかなかパンチの効いた時間を過ごしました。

 カルチャーを理解して、商いをする。お互いが分かり合える、心を寄せることができたとき、事業は前に進むと信じています。そのことを証明する旅にしたいと思います!

中須俊治