トーゴ共和国と京都をつなぐチャレンジをしているアフリカドッグスが主催する初めてのアフリカ布フェアです。6/11(土)~19日(日)までの9日間、京都西陣のアトリエで開催します。
トーゴ共和国で流通しているアフリカ布は大きく3種類あります。①アフリカンプリント、②アフリカンバティック、③ケンテクロスです。
そのすべてをラインナップして、アフリカ布の奥深さと、カルチャーとしての面白さを感じてもらう企画となっています。布地の販売と、ご要望にあわせて、お仕立ても承ります。
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【アフリカンプリント】
「アフリカ布」と聞いて、真っ先に思い浮かぶパキっとした力強いプリント生地です。東アフリカでは「カンガ」「キテンゲ」、トーゴでは「パーニュ」と呼ばれて親しまれています。
西アフリカ地域で最初の億万長者は、このアフリカンプリントを扱うトーゴの女性たちだったと言われています。彼女たちの愛称は「ナナ・ベンツ」と呼ばれ、経済界だけでなく、政界にも大きな影響を及ぼしました。
ちなみに、現地のことばで「ナナ」は「母」、「ベンツ」は彼女たちが愛用していたメルセデス・ベンツのこと。
今回のアフリカ布フェアでは、まだトーゴの香りが残るアフリカンプリントをドドーンと300ヤードご用意してお待ちしています。
価格:1ヤード2,200円(税込)
素材:100%コットン
【アフリカンバティック】
アジア(インド・インドネシアあたり)で発祥し、ヨーロッパに渡り、アフリカに伝わったとされるバティックの文化。前述のアフリカンプリントは、このバティックの技法を活かした機械捺染だったりします。
アフリカドッグスが扱うバティックは、トーゴの社会起業家として活躍しているシャンテールさんが代表をつとめる「アクララバティック」のもの。色落ちのしにくさをあらわす「染色堅牢度(せんしょくけんろうど)」は日本の百貨店基準をクリアする4級相当。アフリカナンバーワンの染め物と言っても過言ではありません。
また、トーゴにある道具をつかって表現する独特のデザインのもので、ほかに日本で手に入るところはありません。さらに、シャンテールさんの工房では、女性たちの教育/就労支援をおこなっていて、今回のフェアでご用意した布たちで、およそ20名の女性たちの応援にも繋がっています。
価格:1ヤード3,300円(税込)
素材:100%コットン
【ケンテクロス】
西アフリカ地域の最高級品といえば、このケンテクロスです。京都の西陣織のように格式の高い布で、かつては王族しか身につけることは許されませんでした。エウェ民族の伝統工芸で、トーゴ南部とガーナ、ベナンの一部で生産されています。
地域には小規模のケンテ工房が点在していて、そこで働く人たちは、男性や女性、目がみえない人、耳がきこえない人、実に多様な人たちです。その工房が存在し続けることができれば、もっとお互いがわかりあえる世界がやってくるのではないかと、アフリカドッグスでは創業当初から取り扱いをしています。
価格:1,100円(税込)〜
素材:100%コットン
※生地だとめちゃくちゃ高いので、小物にして販売します。
※PayPay/クレジットカード決済にも対応してます。
※営業時間は13:00~17:00です。ご来店の際はお気をつけてお越しください。
※狭いアトリエのため、来店者多数の場合は入場を制限することがあります。
<プレスリリース>
「京都でアフリカ布フェア開催 見ているだけで元気になるハッピープリント 西アフリカ地域の最高級布も」
中須俊治